電池１つ買うのに１０分？！

こんにちは！「主体性」と「好奇心」を大切に育てる親子教室「ぽかぽか」狛江の中楯由紀子です。

 

梅雨入りしましたね。

少しでも快適に過ごせますように。

 

さて、今日は、「電池1つ買うのに10分？！」というお話です。

まだ、コロナが落ち着いていないので、そのまま真似はできないかもしれませんが、ヒントになることあるかな～と思ったので、シェアしますね。

 

 

２０１４年１０月のある日のことです。

主人の万歩計の電池がなくなったので、子ども達（当時、5歳長男と3歳次男）と一緒に買いに行きました。

売り場にたどり着いてから、買うまでに、なんと、１０分もかかってしまいました。

さて、それは、なぜでしょう？

答えは、これです。

 

長男に、探してもらったんです。

 

「いろんな種類があるんだね、ママ」

ボタン電池だと気づくのは、そんなに難しいことではありませんでした。

問題はここからです。

大きさを比べてみたり、表面のデザインを比べてみたり、厚さを比べてみたり・・・

5～6分悩んだところで

「同じのないみたい」と。

「ホントに？！それじゃあ、パパ困っちゃうね。あ！なんか数字が書いてあるよ。」

じーっと眺めて、見比べて、3～4分。

「あっっ！！！！これだ！！！同じ数字書いてある！！」

その時の、長男の嬉しそうな顔と言ったら！！

自信満々の様子で、レジに持って行きましたよ。

 

10分も待つって、結構大変ですよね。

でも、たった10分の間に、たくさん頭を働かせて、試行錯誤して、達成感まで味わうことができました。

毎回毎回、こんなに付き合っているわけにはいかないけれど、余裕のある時に、生の思考体験をさせてあげたいですね。

 

 

 

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