子どものよさを引き出すコツ

こんにちは!「主体性」と「好奇心」を大切に育てる親子教室「ぽかぽか」狛江の中楯由紀子です。

 

今日は、子どものよさを引き出すコツについて、少しお話しようと思います。

 

私、小学校の教員を16年間していました。
(産休育休期間を含みます)

最初の4年間は音楽専科、その後はずっと学級担任でした。

担任をしていた頃、前年度に学級崩壊をしてしまったクラスを2回ほど担任したことがあります。

その2クラスは、学年は全然違うのですが、共通して次の様な様子が多く見られました。

・座っていられない

・話を聞けない

・おしゃべりがとまらない

・全く関係のないことをしている

・言葉の暴力

どこから手をつけたらよいのか、頭を悩ませました。

でも、見方をかえると、こうとも言える。

・あふれるほどのエネルギー!

・自分の心に正直!

 

エネルギーの使い方を間違えているだけで、子ども自身は何にも悪くないことに気付きました。

そこで、

★とにかく、子ども達のよいところに目を向ける

★1叱ったら、10温かい言葉をかける

★できていることを、言葉にして伝える(個人としても、集団としても)

★学級通信で、クラスの大好きなところを伝え続ける&みんなで読む

★授業に、心地よいテンポと笑いを取り入れる

ということを、ひたすら続けていました。

最初の1ヶ月くらいは、トイレにも行けないくらい、子ども達から目を離せない状況でした。

 

でも、徐々に、状況は変化していきました。

(それぞれのクラスに、ちょっとした変化のきっかけがありましたが、触れられたくない人もいるかもしれないので、書くのは控えます。)

「応援しているよ!いつでも味方だよ!」

というのが、子ども達一人ひとりに伝わったのだと思います。

そして、私が、子ども達に対してしていたことが、子ども達の間でも、じわじわと浸透していきました。

子ども同士の温かい言葉のやり取りが増え、大切な仲間としての認識がされるようになっていったのです。

ひとりひとりが、キラキラと輝き始めました。

 

今振り返ると、学級通信も、かなりよい働きをしてくれていました。

子ども達は、私がどれだけ子ども達を大切に思っているかを受け取ります。

そして、友達やクラスのよさを再認識します。

さらに、保護者のみなさんも、私への信頼感を強め、子ども達の成長を応援してくれたのだと思います。

 

と、こんな風に書いていると、スゴい先生みたいに聞こえてくるかもしれませんが、全然そんなことありません。

いっぱい失敗もしてます。

今でも、あの時はごめんなさいと謝りたくなることもあります。

でも、言い訳でもなんでもなく、確かに言えることはあります。

★子ども達ひとりひとりが、本当に大好きだったこと

★その時にできること、考えられるベストを尽くしていたこと

★その子の成長を、信頼して、全力で応援していたこと

 

これ、子育てでも全く同じことが言えませんか?

 

子どもは、みんな、自分で伸びる力をもっています。

ペースやタイミングは、それぞれですが、比べる必要はありません。

先回りして準備する必要もありません。

お子さんを、信頼してみてください。

 

そして、ママが、一番の応援団。

大好きだよ~、応援してるよ~が伝わるようにさえしていれば大丈夫^^

※応援する=「頑張れ」ではないのですが、そのあたりは、また改めて。

 

 

 

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