いつの間にか本来の課題が解決されていた
こんにちは!「主体性」と「好奇心」を大切に育てる親子教室「ぽかぽか」狛江の中楯由紀子です。
皆さんは、誰かの生きる姿に勇気づけられた経験はありますか?
先日終えた、潜在意識の学び(SHINE講座)にご参加くださった方から、熱いメッセージが届きました。
彼女の変化に、私がたくさん勇気づけられました。
一歩踏み出す勇気、自分と向き合う勇気、気づきを得て「ぱぁ〜」っと世界が広がっていく様子など、側にいてまぶしいほど、素敵でした。
いただいたメッセージ、ご紹介しますね。
子育ての主導権争いから自分を中心とした家族関係(実両親・夫・子)がごちゃごちゃになり、仕事もうまくいかず(つまりお金がない!)、にっちもさっちもいかなくなったことから、中楯さんを頼り、お茶会、ELMを受講しました。
それだけでずいぶん得るものは多く、実生活でも心の面でもかなり変化がありました。
ただ、「元の状態に戻ってしまう」恐怖がまだ残っていたこと、解決できていない子育て上の課題がまだあったことから、引き続きSHINE講座を受講しました。
課題とは「子供を叱れない」こと。
そして叱れない理由は、「小さな頃の思い出が、“叱られたこと”しかない」からです。
決して叱られてばっかりいたわけではないのです。
どちらかというと「何も言わなくてもよくできる子」で、叱られることの方が少なかったはず。
両親は私に全エネルギーを注いで生きてきたと言っても過言ではない。
そして両親にとって、私は自慢の娘だったはずである。
そこまで頭で分かっているのに、叱られたこと、特に理不尽に叱られたことしか思い出せない。
このような状態に陥り、子育てがむなしくなっていました。
・叱られた体験によってすべての楽しい気持ちが打ち消されてしまうのが怖くて叱れない。
・たった1つの叱られた思い出が、たくさんの楽しかったことをすべて忘れさせてしまうなら、私が子供と楽しい思い出を共有する必要なんてない。
・叱れない母親なんて、存在意義がない。
・私は子供と関わりたいけれど、この子にとって私はいなくなった方がいい。
・いっそのこと育児の主導権を、相手の望む通り実両親に渡してしまった方がいいのだろうか。
・でもそれは、私も夫も望んでいない。
このような感じで、気持ちの沈み切ったところでひたすら淀みをかき混ぜる日々でした。
(特に、コロナ自粛の4月5月を挟んでしまったので、それはそれは心が大変なことになっていました!)
SHINE講座に、「自分のインナーチャイルドと向き合う」というフェーズがあります。
それが…お茶会とELMでは足りなかった部分を大きく補い、生活の変化を実感するところまでたどり着けました。
第一に、実両親特に実母との育児主導権争いを手放すことができました。
私は、実母が子供(彼女にとっての孫)を叱る際の、「言うこと聞きなさい!」といった高圧的な叱り方を受け入れ難く、それが子供の世界観を壊してしまうのではないかとずっと恐れ、母から我が子を守らなければ!とやっきになっていました。
しかし、インナーチャイルドと向き合ってみたら、私が守ろうとしていたものは「小さな頃の自分の世界観」であり、それは現在の我が子と実母との関係とは別物であったと分かりました。
婆と孫の人間関係は、婆と孫に任せておけばよく、ママがどうこうしようとする必要はない!のです。
この気付きを得たのちもう一度生活を振り返ってみると、実母にとっては、娘(わたし)がしつけに苦労しているから「代わりに叱ってやるか」程度のことだったかもしれないと思い当たることができ、“育児主導権争い”と私が勝手に名付けて頑張っていたものは霧散しました。
第二に、親から愛情を受けた記憶は、確かに残っていて、それらを思い出すことができました。
こちらは少し時間がかかりましたが、インナーチャイルドの回を受けたのち、講座終盤にかけて、少しずつ実の両親との楽しかった体験、満たされた出来事を思い出していきました。頭だけではなく、ちゃんと感覚として、「私は両親から愛情を受けていた」と思い出せたのです。
その結果、子供を叱れるようになりました。
もっとも…“叱られるようなこと”をあまりやらかさない人なので、ここぞという場面はほとんどありません。
ただ、ここぞという場面が来た時、ちゃんと叱れるぞという自信を得られました。
一方、自分が疲れている時など、理不尽に子供を怒ってしまうことはまだまだたくさんあります。
以前はそのたびに「ああ、また今日の楽しかったことを全部消してしまった…」と落ち込みながら子供の寝顔を眺めていたのですが、今は「悪いことしちゃったな」と思いつつもさっさと自分も寝てしまえるようになりました。
楽しい思い出は、子供自身の心のどこかに残っているから大丈夫。
子供はけっこう強いから大丈夫。無理なく、そう思えるのです。
この通り、お茶会、ELMでも残っていた課題をめでたく解決できました。
決して、受講中常に「これが課題で~、解決するぞ~」などと念じ続けていたわけではないのですが。
受講を終えてみたら、いつの間にか本来の課題が解決されていました。
【いつの間にか変化していた】
アドラー心理学の特徴かもしれないこれを体験できたことに、驚きと、喜びでいっぱいです。
導いてくださった中楯さんと、中楯さんとの出会いをくださった神様に、ありがとうございます。
テキストと書籍を見えるところに置いておいて、継続的に学びを続けていきます。
いかがですか?
彼女の変化に、勇気をもらった方、いらっしゃるのではないかしら。
人は、変わろうと思えば、いつでも変わることができます。
でも、「変わりたいと思っているのに、全然変われない!」なんてこと、ありませんか?
変わりたいと思っている「つもり」という、厄介なものがあるんですよね。
心の奥にあるこんがらがったものを、丁寧にほどいていく作業が必要です。
SHINE講座では、自分の内面と、じっくり向き合います。
ママである前に、妻である前に、「私」という一人の人間です。
あなたにとって「幸せ」って、何でしょう。
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